英語学習に必要とはわかっていても、ついつい面倒になってしまいがちなこと。
そう「英単語暗記」です。
この記事では英語は中学生レベルの初心者が、無料につられてインストールした英単語アプリ「mikan」が思った以上にいいものだったのでご紹介です。
ゲーム感覚で英単語や熟語が身につく優れたアプリです!
メリットもデメリットも、なるべく実際につかってみた感想を多めにお伝えします。
こんな人に読んでほしい
- TOEICや英検を受験する人
- リスニングは入ってくるが意味が理解できない人
- 英語の本や文章を読む人
- 文法は頭に入っているが単語がわからず苦戦している人
- 楽しくゲーム感覚で覚えたい人
「mikan」はどんなアプリなの?
mikan(みかん)は東大卒の方が作った英単語・英熟語学習の特化アプリです。
700万ダウンロードの実績があり大人気のアプリです。
英単語を覚えるといっても
「英語資格の受験」「英会話」「ビジネス利用」で必要な英単語数が違ってきます。
mikanでは目的別の教材が多くあるため、自分の学習目的に合った教材を使って学習でします。
教材のジャンルはこんなにあるよ!
- TOEIC
- 海外留学
- 日常英会話
- 大学受験
- 小中学生
- 英検
- 教科書
- 無料教材(TOEIC)
さらに各ジャンルの中にも多様な教材があります。
すべて合わせて100冊以上あり
一冊ずつじっくり勉強しても相当な量です。
まず、mikanというアプリは以下のような人に向いています。
・単語以外はほぼ完璧で
あとは専門単語とかだけ効率的に覚えたいという人
・文法や会話以前に
そもそも基礎の単語がわからなさすぎて何が何だかわからない人
英語アプリmikan -TOEIC・英検®・英会話の学習も – Google Play のアプリ
後述しますが、mikanはアウトプットには向いていません。
断然インプット向きのアプリです。
mikanの使い方
100冊を超える教材から、目的に合ったものをチョイス
おすすめはカードめくり
1~30秒まで設定可能※なるべく短く!
10~1000単語まで設定可能※できる数で挑戦
これだけで準備完了だ!
カードめくり
カードに単語や熟語が表示されます。
意味がわかれば「知ってる」をタップ。わからなければ「?知らない」をタップ。
日本語表示のオンオフは選べるため、初めはオンで、一通り覚えたらオフにすることもできます。
設定された数が終わればランクアップテストがあります。
テストは4択問題です。
カードめくりで鍛えたあとは覚えたてなので、正直簡単にクリアできます。
忘れたころに何度もやってみるのが定着への道です。
何度も間違えている単語は苦手なものとして振り分け、あとで苦手な単語のみ復習できます。
4択テスト
英単語や熟語が表示され、4択の選択肢の中から正解を選んでタップします。
ちなみに4択テストで学習することはあまりお勧めしません。毎回同じ選択肢が表示されるので消去法でわかってしまうし、身についていないように感じます。
あくまで個人的な見解ですが、4択はテストのみで利用し、覚える際はカードめくりのほうで学習したほうがいいと思います。
メリット
発音が聞ける
出題にネイティブの発音を聞けます。
耳で覚えることができるため、リスニング能力向上に繋がります。
TOEICのレベルが上がっていくと見たことも聞いたこともない単語だらけになるため、耳で覚えることが重要です。
TOEICでは基本的にリスニングよりライティングの方が難しい単語や表現が出題されます。
辞書を引ける
単語は知っているけれどこの意味は知らなかった、ということが多いです。
中学英語で習うような簡単な単語ですら知らない意味があります。
特にTOEICでは、ネイティブがナチュラルに使う表現が出題されるため、日本の教科書で学んだ単語ではない別の単語で表すことがあります。
TOEICの対策はTOEICの専門教材から、しっかり辞書を確認して学習することが可能です。
苦手を繰り返し学習できる
どうしても覚えにくい、苦手な単語だけをアプリで洗い出してくれるので、何度もチャレンジできます。
苦手なものでも覚えないと次のステージへ進めないため、ゲーム要素がありヤル気が出ます。
ランキングテストがある「mikanテスト」モードがあります。
全国のプレイヤー相手に自分の力を試せます。基本的に1問間違えたらそこで終わりの厳しいテストです。
- TOEIC2500
- 大学入試
- 高校基礎
- 中学英単語
何回でもできるので楽しみながら英単語が身についているかチェックできます。
デメリット
スペルは覚えられない
先述しましたが、mikanはインプットが主な機能なのでアウトプット的な学習は向いていません。
特に感じるのは、英単語のスペルが覚えづらいです。
たとえばアルファベットを選んで単語をつくる、というようなことはできません。本格的にスペルを覚える必要があるならノートに書きながら学習することになります。
mikanはスマホさえあればいい手軽さがメリットになりますが、書いて覚えることができないことが一番のデメリットですね。
読むだけじゃなかなか書けないなぁ
英会話はできない
教材に英会話はありますが、あくまで英会話で使われることの多い熟語を覚えることに特化しています。
実際に口を動かし会話をするといった学習はできません。
それならスピークバディやレッドキウイなどのほうが目的に合っていますね。
無料プランではできることが限られる
mikanは優れたアプリですが、無料でできることには限界があります。
無料と有料プランの違いを解説します。
有料プランでできる事
機能面でできること
- 回答を目隠し(赤シート機能)追加
- わからない問題をスキップ
- 発音を聞いて意味を当てるリスニングモード
- 日→英テストがある
- 今日学習した単語の復習
- 辞書機能の閲覧が無制限
プラン比較
無料 | Lite | Premium | |
---|---|---|---|
教材 | 34冊 | 136冊 | 155冊 |
問題集 | 2冊 | 2冊 | 99冊 |
学習設定 | 制限あり | 制限なし | 制限なし |
料金 | 0円 | 600円/月~ | 1,000円/月~ |
もし本気でやる気になれば、Liteでも十分に教材や機能がありますよ。
まずは無料で試し、感覚をつかんでからLite→premiumへ移行するのがいいと思います。
まとめ
英単語・熟語の習得にはおすすめのアプリです。
できるだけ楽に、ゲーム感覚で楽しく覚えたいという人にはぜひやっていただけたらと思います
- 目的に合ったジャンルの教材が豊富
- ゲーム感覚でできる
- スマホ1台でスキマ時間を活用
- ステップに応じた料金プランがある
- 苦手を反復練習できる
最後に、mikanの可愛いキャラクターの名前は
「ひとかわむけお」君というらしいです。
sumuも一皮むけるために毎日コツコツがんばります
コメントはこちらへ